松田宣浩が仲間に託した思い 精神的支柱を外す決断を下した藤本監督に滲む覚悟

  • 記者:福谷佑介
    2022.09.09
  • 1軍
ソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】

降格を告げられた松田は集まったチームメートに言葉をかけた

 8日に本拠地PayPayドームで行われた楽天戦に3-7で敗れ、2連敗となったソフトバンク。初回に柳田の復帰後初アーチで2点を先制したものの、先発のレイが4回に突如崩れて4点を失った。打線も2回以降はなかなかチャンスが作れず、8回の柳田の犠飛による1点止まり。わずか5安打に終わり、正念場となる11連戦を連敗中という状況で迎えることになった。

 敗戦とともにこの日、衝撃を与えたのは39歳のベテラン松田宣浩内野手の出場選手登録の抹消だった。チームリーダー、そしてムードメーカーとして不可欠な存在として牽引してきたものの、新型コロナウイルスの陽性判定から復帰した柳町達外野手と入れ替わる形で、藤本博史監督ら首脳陣はベテランの登録抹消を決断した。

 今季ここまで43試合に出場して打率.204。打撃の状態はなかなか上がらず、ここまで本塁打もゼロだ。開幕スタメンを掴んだものの、シーズンが進むにつれて出番は減少。9月に入ってからは3日の西武戦、7日の楽天戦の2試合に代打で出場したのみと、チーム編成上は厳しいポジションに立たされていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)