若鷹に迫る試練、「変わってきた」攻め方とは? 藤本監督の試合前の一問一答全文

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】

「ちびっ子トリオは、足を動かされているなとか、インコース攻められているとか」

 ソフトバンクは29日、京セラドームで「鷹の祭典2022in大阪」のロッテ戦を戦う。先発は709日ぶりの1軍登板で、プロ入り初先発となる奥村政稔投手。ここまで3カード連続で勝ち越し、4勝2敗で迎える7連戦の最終戦に向けて藤本博史監督が語ったコメント全文は以下の通り。

――奥村投手が先発。
「ピッチャーいないもん」

――去年までファームで見ていた。
「中継ぎよりは先発向きかなと思うよね。中継ぎだったら力んでボールが先行するけど、先発だったらイニング投げようとしてゾーンの中で勝負タイプだから。ボールを動かして打たせて取るタイプのピッチャーなんで、ハマって欲しいなとは思ってますけどね」

「11連戦もピッチャーいないんで。和田も抹消してるし、武田もどうなるか分からないし、2つ枠が空いてるんで、そこを埋めてもらわないといけないから。今日できたらいいピッチングしてもらって、そこにハマるようにしてもらいたいんだけどね。ハマらなかったら誰か考えないといけない」

――内野ゴロを打たせて?
「いや何も言ってないよ。もう思い切って投げてくださいって。そんな奥村に注文してプレッシャーかけることもしたくないですし、2軍でやってきたことをここで出してくれたらいいだけなんで、思い切っていけってだけですね」

――いけるところまで?
「明日休みやからね。今日3連投になるピッチャーもいないんで。ただ藤井は昨日40球近く投げてるんで、できるだけ休ませたいなというのはある。早いイニングに中継ぎが入ってしまったら、藤井も行かなくちゃいけないかなということになってきますよね。できるだけ藤井は休ませてあげたいなっていうのはある」

――若手たちの打線は。
「ちょっと落ちてきたね。やっぱり当然ね、どこのチームもデータがあるんでね。ウチでも、もう前の3連戦のデータが入ってきてるし、どこでもそういうことをやってるんで、日本ハム戦を見ていても、前の楽天戦で打った3人に対しては、やっぱり攻め方が変わってるもんね。そこでズラされてるところがあるよね。それに対応できてるのが、野村大樹かなと。ヒットは出てないけど、いい当たりできてる」

「正木なんかはまだ、そこまでデータ的なところはないけど、ちびっ子トリオね。3人はある程度データ、どこを打ってるとかそういうものもすぐ出されるんでね。日本ハム3連戦を見た限りでは、足を動かされているなとか、インコース攻められているなとか、そういうのがすごく気になった。その中で対応できたのが野村大樹。野村勇はもうずっと試合出て、開幕から1年間ずっとこっちにいて、ある程度打席数も立っているし」

――対応は昔より早くなっている。
「ウチでもそうだし、対応は早いですよ。どこでもそうじゃないですか。この1週間、調子のいいバッター、警戒選手ってなるんじゃないですか。足を動かそうよ、ってなるよね。僕はバッテリーのことは分からんけど、バッター目線で言えば、インサイドを気にさせられたら負けですよね。それをいかに知らん顔しているかとか、いかに狙っていくとかね。どっちかしないとね。両方を打つことはできないわけだから。ストライクゾーンがこれだけあって、インサイドが気になったら、倍までいかないけど広くなってくるわけ。そこら辺りは工夫していかないと」

――野村大樹選手はそれができる。
「大樹は元々そういうタイプ、ツーストライクからノーステップで打ったり、そういうのを自分でやってきた選手だから、だからバットに当てる対応はできますよね」

――7連戦は4勝2敗で最終戦。
「当然今日は勝って、明日いい形で休んで、そこからまたロッテと2つあるけど、なんとか今日は全力で勝ちたいですよね。まだ首位と言っても、2位と0.5だし、4位まで3.5しかないわけだから。もう本当に1試合1試合落とせるような試合はないわけだからね。捨てるゲームはないんで」

「今日も奥村はいけるところまで全力でいってもらって、それこそ先発だから5回とか考えてないんでね。もう3回でも4回でも、しんどいなとなったらすぐ代えようと思っているんで。飛ばしてくれってことは言ってます。そこでいいピッチングをすれば次回もあるし、初めて先発するわけで、100球どうのこうのじゃないんでね。50球でも60球でも、いいところで切るかもわからないし。とりあえず今日の試合に全員でやっていこうと思います」

――相手ピッチャーは?
「わからないですよね。もう右も左も打ってるし、今日はもう正木は昨日4本打ってるし、もうその流れで今日使ってますけどね。正木も左は打てるっていうのは、ある程度右より左の方が打ってくれるというのもわかってるんで、あとは右の逃げる球にどれぐらい対応してくれるかですよね」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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