鷹、大関の左精巣がんの疑いについて説明 しこり感じて病院受診、腫瘍が発見

ソフトバンク・大関友久【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・大関友久【写真:藤浦一都】

痛みなどがあったわけではなく、病院では「早期発見」と診断

 ソフトバンクは3日、大関友久投手の左睾丸の高位精巣摘徐術を受けたことに対し、池田優介広報室長代行が会見を行った。

 大関が同箇所に異変を訴えたのは、前回登板だった7月30日の西武戦の前後。生活に支障の出るような異変や痛みがあったわけではないものの、左精巣にしこりがあると感じ、球団トレーナーに報告。8月1日に大事を取って病院での検査を受けたところ、左精巣に腫瘍が見つかった。

 悪性の疑いがあるため、翌2日に別の病院で精密検査を受診。すぐに手術を行うことを勧められ、2日夜に摘出手術を行ったと言う。池田広報室長代行によれば、診察では「早期発見」と言及されたと言う。今後は1週間程度の入院を予定しており、悪性か良性かは病理解剖の結果を待つことなる。また、大関は今後も継続的に検査を受けていくことになるという。

 今季、開幕ローテ入りを果たした大関。ここまで18試合に登板し6勝6敗、防御率3.01の成績を残し、パ・リーグトップの2度の完封勝利をマーク。26日、27日に行われたオールスターにも初めて選出され、本拠地PayPayドームでの第1戦では先発も任されていた。

(鷹フル編集部)