渡邉陸の2打席連発に「鳥肌立った」「すげえ」 鷹・小久保2軍監督の一問一答全文

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:上杉あずさ】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:上杉あずさ】

公式戦初先発の三浦は5回1失点「初登板にしては上出来」

 ソフトバンクの2軍は28日、タマスタ筑後でウエスタン・リーグの広島戦に4-5で敗れた。フレディ・ガルビス内野手が2号2ランを放ち、復調をアピール。投手陣ではファーム調整中の森唯斗投手が5月7日以来の実戦登板で1回を3者凡退でまとめた。育成ドラフト4巡目ルーキー三浦瑞樹投手が5回1失点の好投を見せたが、公式戦初白星とはならなかった。

 また、この日1軍ではファームから昇格したばかりの渡邉陸捕手が初スタメンで2打席連発を含む3安打5打点と大暴れ。試合後、小久保裕紀2軍監督は渡邉の大活躍に驚きを隠せない様子だった。小久保監督の一問一答は以下の通り。

――公式戦初先発の三浦投手は1失点。
「結構緊張していたみたいだけど。立ち上がり(小林)珠維がしょうもないミスをして足を引っ張ったんですけど、4回、5回ぐらいは自分らしいピッチングで、球威というよりも両サイドに投げ分けながら、左バッターにもインサイドしっかりつけていたんで。初先発、2軍での初登板にしては上出来だったんじゃないですか」

――一番どういったところがいい。
「左に対するインサイド攻めがキッチリいっていたのと、球種的にはチェンジアップが速いのと遅いのと2種類あるって言ってたんですけど、あとは低めに投げようという意識は感じましたね。打たれていたのは全部高いボールでしたからね」

――高いボールが減れば、もう少し良くなる。
「欲を言えばキリがないですよね。もう少しやっぱり2、3キロ真っ直ぐが速くなればもっと面白いでしょうし。ただ、今、自分が持ってる力の中では、持ってる球種の中では、自分なりの抑えるパターンっていうのを持ってるんじゃないかなっていう気はしました」

ファーム調整中の森唯斗が登板「段階を踏んでいるところ」