ソフトバンクは26日、敵地・横浜スタジアムでDeNAと交流戦を戦う。前日25日に交流戦初勝利をあげて1勝1敗にした藤本博史監督は第3戦で野村勇内野手を遊撃、松田宣浩内野手を三塁でスタメン起用することを明言。また、昇格予定だった明石健志内野手の1軍合流を見送った理由なども明らかにした。
――先発の杉山投手は最近、感覚を掴んできているのでは。
「掴んでる? 掴んでないやろ(笑い)ゾーンで勝負したら強い球を投げられるんだから、打たれるのは構わないから。どんどんどんどん思い切っていってほしい。あんなにデカいのに、あんなメンタルは小さいと思わなかったもんね。だいぶ落ち着いてきたよ、顔も」
――抑えていくことで自信もついてきた。
「将来的にはローテーションの一角に入らないといけないピッチャーだから。そういう意味では、少々打たれてもいいからゾーンで勝負できたら。ゾーンで勝負できなかったら早めの交代もあるけど、とりあえずは期待しているんで。思い切ったピッチングしてくれたらいいんじゃないかなと思います」
――自信をつけて顔つきも良くなっている。
「ここ(DeNA)はメンバー的に上位にいいメンバーがいるけど、大体パ・リーグでやってても世代交代ということで若い選手がいっぱい入ってきてるから、見下ろしていくような形で投げたら、そうは打たれない。しっかり腕を振ってね、置きに行ったら打たれますよ」
――なかなか6回を乗り越えられていない。
「今、杉山にお願いしたいのは5回までゲームを作るということ。そっからは流れ。球数とかも考えながら、6回から7回を考えています。今、2試合続けて6回にやられているけど、その辺りは乗り越えないといけないところだから。前回は特に球数少なく5回までいけたから、普通通りに入ってくれたらいいのに、意識しているのかな。本人も長いイニングを投げたいという気持ちは当然あるだろうから、そこは今日、期待しましょう」