鷹・真砂が上林に代わり1軍合流、定着へ課題は? 小久保2軍監督の一問一答全文

周東の1軍復帰も近づく「走塁面の不安が無くなれば、推薦できる」

――周東選手が試合でも今日の練習でも外野をしていた。
「明日から比較的スタメンで多めに使って、走塁面の不安が無くなれば、推薦できる。あとは上の判断。こっちからはもう少し時間をくださいと話をしてる。今、上に行って、100でしてしまうと、再発の可能性もあるので」

――もう少し時間をくださいというのは走塁面で?
「ゲームでの帰塁含め、いっぱいいっぱいのプレーはやっぱり身体が勝手に反応してやっちゃうでしょうから。その辺はゲームでしかなかなかできないので。いくら練習で、ゲームのつもりで戻ってみろと言っても、ゲームでしかできない。もう少しゲーム経験を積んで、本人が不安がなくなったら言ってこいと言ってるので、その時点で上に報告はします」

――それ以外の部分ではもう推薦できる?
「はい。バッティングは去年よりいいんじゃないですかね?」

――ガルビス選手がトンボ掛けまでしている。
「まあ、クソ真面目ですね。まだ、どういうスタイルで向こうでやっていたかなどは分からないのでね。まだ、見ている感じです。本人もここに居るべき選手じゃないと言うのはわかってるでしょうから。メジャーで10年やったプライドもあるでしょうしね。一刻も早くキッカケを掴んで上に行ってやってもらいたい。ずっとスタメンでもちろん使います。ほぼほぼ4打席立たせてるんでね」

――何か話はしている?
「バッティングはちょっとタイミングをとる所をどうするかと。本人も悩んではないでしょうけど。スイングスピード上げていくタイプよりも、タイミングを合わせて相手のボールを利用して打ってきたタイプだと思うので、それが日本の投手に少し苦しんでるところはあると思う。僕が投げ始めて、来た時より明らかにインサイドの捌きが良くなってるんですよね。最初の頃、インサイド甘めも見逃してた。今は普通に投げて、普通に打てるようになってきた。インサイドの捌きが良くなってきたなと思いながら投げてました」

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)