ソフトバンクの小久保裕紀2軍監督が19日、タマスタ筑後で取材に応じ、負傷した上林誠知外野手に代わり、真砂勇介外野手が1軍に合流することを明らかにした。また、周東佑京内野手やフレディ・ガルビス内野手の状態などについても明かした。
――真砂選手は、あとは1軍で結果を出すだけ。
「去年もあれだけ1軍でやったわけだから。ファームでも3割2分くらい打ってましたし、最近はちょっと状態が落ちていたけど、対応は十分出来ているので、早く1軍に定着しないといけない選手じゃないですかね」
――真砂選手のバッティングはどの辺が良くなった?
「バッティングに関しては、回転で打つようになったんじゃないですか。どっちかと言うと、ツイスト気味で打つのをやめて、もうギリギリまで呼び込んで回ってしまうっていう打ち方してるんで。あれはあれで今の彼に合ってるんじゃないですかね。あとはツーストライクアプローチが良くなってきた。追い込まれてから反対方向に打ったり、変化球を待ちながらでも、スパッと右に打ったり。そういう打撃は出来ていたんじゃないですか。それを磨いていけば、長打力は期待されながら、三振かホームランのバッターじゃ1軍定着は出来ないんで。簡単にアウトにならない、当たれば長打もあるけれども、確実性というのも求めないと1軍にはいられないですよね」
――上林選手は長期離脱になりそう。
「朝みんなに話したんですけど、あの時ああしとけば良かった、をなくすために、1日1日を大事に生きるっていうかね。例えばね、準備不足、ウォーミングアップ不足とか、前の日夜更かしして睡眠不足だったとか、それが原因で大怪我に繋がったら悔い残ると思うんで。そういう話はしましたよ」