上沢直之が絶賛「えげつないものを」 “成人式”不参加で自主トレ…育成藤原が得た変化

藤原大翔(左)と上沢直之【写真:川村虎大】
藤原大翔(左)と上沢直之【写真:川村虎大】

藤原は上沢の自主トレに志願の参加

 暖かい日差しの中、熱のこもったボールがミットを叩く音が響いた。「いつか絶対出てきますよ」。ブルペンを後ろから視察していた上沢直之投手が、そう呟いた。視線の先には20歳を迎えたばかりの育成右腕、藤原大翔投手の姿があった。

 1通のメールが道を切り開いた。3年目を迎える2026年シーズンに向け、藤原は沖縄・宮古島で行われている上沢の自主トレに参加している。面識もなかった12歳年上の先輩に自ら直訴したのは、変化球という明確な課題があったからだった。

 自主トレが公開された15日、藤原は初めて捕手が座った状態で投げ込んだ。「上沢さんは知識量がすごいですね。聞いたら何でも返ってくるんです」。たった1週間でも実感した変化。そして、上沢も驚いた“素質”があった――。

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(川村虎大 / Kodai Kawamura)