天井直撃→韓国選手に囲まれた野村勇 「めっちゃ聞かれて…」試合後に明かした“会話の内容”

韓国選手と二塁ベース上で会話を交わす野村勇【写真:小林靖】
韓国選手と二塁ベース上で会話を交わす野村勇【写真:小林靖】

7回の第5打席に左前打を放った

 野球日本代表「侍ジャパン」の野村勇内野手が15日、東京ドームで行われた「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025 日本 vs 韓国」に「2番・三塁」で先発出場し、国際試合初安打を放つなど3打数1安打2四球と活躍を見せた。5回の第3打席では、左翼へ放った大飛球が天井を直撃。一度は二塁打と宣告されたが、判定がファウルに変更される珍しい場面もあった。

 この日は打撃で3度の出塁を記録し、守備でも好守を披露するなど、来春の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて存在感を見せた。試合後、取材に応じた野村のコメントの全文は以下の通り。

――初の国際試合、緊張感は?
「緊張感がすごかったです」

――いつものプロ野球とは違った?
「違った感じで、すごい緊張感がありました」

――第1打席は違う思いがあった?
「そうですね、結構緊張して、『うわーこれが侍かー』って感じでした」

――2回に好守備があった。あそこで気持ち的に落ち着いた?
「そうですね。あそこで1球飛んできたので落ち着けた部分はありました」

――天井に打球が当たる珍しい場面で、韓国の選手と話していた。
「何をしゃべっているか分からなかったですけど、全員が一斉にしゃべりかけてきたので。めちゃくちゃ集まってきたので、よく分からなかったです。『ファール? ファール?』『ツーベース?』みたいな感じで、めっちゃ聞いてきて(笑)」

――何と返した?
「笑っていました。何言っているか分からなかったので」

――国際試合初ヒットも出た。
「1本出たのはうれしいです」

(川村虎大 / Kodai Kawamura)