守備固めで欠かせない”お守り” 平凡なフライも「手汗やばい」…佐藤直樹が語る裏側

  • 記者:飯田航平
    2025.08.16
  • 1軍
堅実な守備でチームに貢献する佐藤直樹【写真:栗木一考】
堅実な守備でチームに貢献する佐藤直樹【写真:栗木一考】

采配の裏側、選手の偽らざる「心境」

 手に汗握るとはまさにこのことだ。首位対決に2連勝して迎えた11日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)。1点リードの7回に小久保裕紀監督は大胆な“勝負手”を打った。中堅に佐藤直樹外野手、右翼に川村友斗外野手を投入し、中堅を守っていた牧原大成内野手が二塁へ。二塁の川瀬晃内野手が遊撃、そして遊撃の野村勇内野手が三塁へと、実に4つものポジションを変更する守備固めを行った。

 わずか1ゲーム差で迎えたこのカード。ライバルを相手にスイープを決め、ゲーム差を4へと広げたが、その執念はこの回の選手交代にあった。「守備の変更も含めて、1点差で逃げ切ろうと決めました」。この一手は、勝利を絶対にものにするという指揮官の覚悟の表れだった。

 このような状況で守備固めとして出場する選手の心境はどのようなものなのだろうか。緊迫した展開と、首脳陣の意図。重圧を一身に背負ってグラウンドに送り出される選手たち。「プレッシャーが全然違います」。ヒリヒリと感じる緊張感と、グラウンド上で張り巡らせる思考について、佐藤直が素直な気持ちを明かした。

極度のプレッシャー…身体に現れる“異変”

「普通のフライ」がイージーじゃない

(飯田航平 / Kohei Iida)