“ドラ1コンビ”の活躍に笑み 代打用意も「いってしまえ」…小久保監督コメント

松本晴は5回1失点で今季5勝目をマーク
ソフトバンクは7日、ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦に2-1で勝利した。先発の松本晴投手は5回1失点の好投で今季5勝目をマーク。3回には自らの失策も絡んでロッテに先制点を許したが、その後は柳町達外野手らの好守などもあり、最小失点に抑えた。
打線は6回に井上朋也内野手と佐藤直樹外野手の連続適時打で逆転に成功した。6回以降はリリーフ陣が走者を出しながらも1点のリードを守り切った。この日敗れた2位日本ハムとのゲーム差が「1」に広がった。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは次の通り。
――1点差を守り切った。
「(ダーウィンゾン・)ヘルナンデスは3人で抑えたけど、リリーフ陣の3人(藤井皓哉、松本裕樹、杉山一樹)はランナーを出しながらね。それでもゼロで帰ってくることが全てなので。あとは(5回2死満塁での)達のプレーがないと、ワンサイドになっていたかもしれないので。昨日の周東(佑京)しかり、こういう展開にはなっていなかったでしょうね」
――松本晴投手は3つのエラーがありながら1失点で粘った。
「もったいないね。球自体はよかったので。ただ、これからローテをしっかり守って、チームを代表する投手になるためには守備もしっかりやらないと。今後の野球人生においての課題ですね」
――井上選手、佐藤直選手の適時打で逆転した。
「あの2人には代打を用意していたんですけどね。『もういってしまえ』と。良く打ちましたね。あいつらにスタメンを託して、先発投手に3打席立たせないのはどうかという葛藤もありましたけど。最後は『いってしまえ』でした」
――ドラフト1位コンビの活躍は嬉しい。
「嬉しいですけど、球団が求めているのはこんなもんじゃないでしょうから。まだまだ回収できていないでしょう」
――周東佑京内野手は休養。
「そうです。次の日本ハム(9~11日の3連戦)はいかせると思いますけど。まだ治っているわけじゃないので」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)