
全身ユニクロコーデに光る頂き物
選手の私服や私生活などプライベートな一面を紹介する「フルコレ(鷹フル私服コレクション)」。今回は、ブルペンに欠かせない右腕、津森宥紀投手の登場です。こだわりは「ストレスなく、楽な格好」。シンプルスタイルの中に、津森投手らしさが光るアイテム選びとは?
「球場に楽な格好で来る。これがこだわりです。ストレスなく」。そう言って少し恥ずかしそうな笑顔を見せた津森投手。この日のファッションも、その言葉を体現したコーディネートでした。
【アイテム】
■トップス:UNIQLO(ユニクロ)
■パンツ:UNIQLO(ユニクロ)
■シューズ:CELINE(セリーヌ)
■バッグ:LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
■財布:LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
「やっぱ回り回ってのユニクロが一番楽ですね」。トップスもパンツも、さらには「下着も靴下もユニクロ」と、信頼は絶大。球場入りはリラックスできる服装というのが“津森流”です。
そんな“ユニクロ愛”あふれるスタイルの中で、一際目を引くのがシューズ。「靴だけセリーヌです。ロッテの益田さんにもらいました」。先輩からの大切なプレゼント。「自主トレに行っていて、僕の誕生日だったんでもらいました」と、経緯を明かしてくれました。「色々あって汚れているんで」と少し恥ずかしそうに見せてくれましたが、たくさん履いている何よりの証拠です。
律儀な人柄が垣間見える持ち物も
一時期ハマっていたというルイ・ヴィトンのバッグは自身で購入したお気に入り。気になる中身は「財布と、携帯」に加え、「きょうはコンタクトをちょっとプラスで持ってきました。球場の予備がもうなくなってきたので」と、準備万端です。
持ち物の中には、律儀な津森投手の人柄がうかがえるアイテムも。取材時に持っていたもう一つの袋は「これは内祝いで返すやつです」とのこと。「やっぱりそういうのはしっかりしていかないと」と語る姿から、先輩から可愛がられ、後輩の面倒見も良いという評判にも頷けます。
普段は大津亮介投手と買い物に行くことが多いそう。「『これ可愛いんじゃない?』とか言って買ったりしますね」。しかし、悩みもあるようで、「自分はセーターを着たら、肩がパッツパツで、マジで合わないんです(笑)」と、鍛え上げられた肩幅ゆえの苦労も教えてくれました。
鷹フル注目ポイント
「楽な方がいい」と、全身ユニクロという究極のシンプルスタイルを貫く津森投手。その中に、自分で購入したルイ・ヴィトンのバッグや、先輩の益田投手からプレゼントされたセリーヌのシューズが光ります。内祝いを準備する律儀さや、大津投手と買い物に行く仲の良さなど、随所に選手との繋がりや誠実な人柄が表れているのが印象的でした。「天神とか行く時はちょっと、しっかり着て行くんですけど、球場に来る時はもうこれっていう感じですね。ユニクロで楽に行きます」。次回は天神に出かける時の格好を見てみたいですね。
(飯田航平 / Kohei Iida)