育成時代は「人として扱われなかった」 牧原大成が明かす“リアル”…「一生戻りたくない」

インタビューに応じる牧原大成【写真:竹村岳】
インタビューに応じる牧原大成【写真:竹村岳】

育成選手の取り組みは「甘い」…牧原大の苦言に見えた“ルーツ”

 育成から這い上がった男ならではのプライドが詰まった一言だった。「育成のホークスって言われますけど、そうやってくくられるのは好きじゃないですね」。そう口にしたのは、今季15年目を迎える牧原大成内野手。口調は静かながらも、その表情は真剣そのものだった。

 熊本・城北高から2010年育成ドラフト5位で入団した牧原大。2年目の2012年シーズン途中に支配下選手登録を勝ち取ったが、そこに至るまでの道のりを「一生戻りたくないですね」と振り返る。育成同期の千賀滉大投手、甲斐拓也捕手とともに泥水をすするような覚悟で這い上がった日々が今の自分を作り上げた。そんな牧原大の“矜持”に迫った。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)