緒方理貢は野球を「辞めようと」 “全無視”された意見…大学時代のドロップアウト

  • 記者:竹村岳
    2024.10.27
  • 1軍
ソフトバンク・緒方理貢【写真:竹村岳】
ソフトバンク・緒方理貢【写真:竹村岳】

日本シリーズ初出場の緒方理貢…大学時代は「野球への熱も冷めました」

 ドロップアウトを経験して、大舞台へとたどり着いた。野球への「熱も冷めました」。道のりは決して楽なものではなかった。

「SMBC日本シリーズ2024」が26日、横浜スタジアムで開幕し、ソフトバンクが5-3でDeNAを下した。先発の有原航平投手が7回無失点の好投。2回2死満塁の好機では右前に2点適時打を放ち、投打で勝利に貢献した。主力の今宮健太内野手、栗原陵矢内野手が適時打を放つ活躍を見せる中、プロ4年目でシリーズ初出場を果たしたのが緒方理貢外野手だった。

 8回1死二塁のチャンスで、ベンチは近藤健介外野手を代打に送った。DeNAベンチは申告敬遠を選択。近藤の代走として出場したのが、緒方だ。得点にはいたらなかったが、そのまま左翼の守備にも就いた。9回2死一塁の打席では二ゴロに終わったが、シリーズ初打席も経験。「いつもと同じプレーを心がけながら、その中で活躍ができたら」と語っていたように、地に足がついたプレーを見せた。

 宮崎県出身。2020年育成ドラフト5位指名で、駒大からホークスに入団した。今季は支配下選手に登録され、順調な歩みを見せているが、過去には野球を辞めようとしたことがあった。「野球への熱も冷めましたね。大学に行きたくもなかったです」。今だからこそ、具体的な理由を明かすことができる。

(竹村岳 / Gaku Takemura)