何度も見てきた戦力外…弟にかけた「厳しい言葉」 川瀬晃の「心配」と2人で抱く夢

  • 記者:竹村岳
    2024.08.28
  • 1軍
オリックス・川瀬堅斗(左)とソフトバンク・川瀬晃【写真:長濱幸治】
オリックス・川瀬堅斗(左)とソフトバンク・川瀬晃【写真:長濱幸治】

年末年始に大分で会えば「キャッチボールもしますよ」…兄弟だけの時間

 ついに1軍の舞台で顔を合わせることができた。大切な家族でもあり、誰よりも1人のプロ野球選手として認める存在だ。ソフトバンクは27日、みずほPayPayドームでオリックス戦を迎えた。試合前、ホークスナインの元へ挨拶に回っていたのが川瀬堅斗投手だった。川瀬晃内野手の実弟。背番号が2桁となった堅斗の姿を初めて見た兄は「いつも通りだったので、よかったです。ソワソワしていなかったです」と笑顔で話した。

 5歳差で、2人とも大分商業高出身。兄は2015年ドラフト6位でホークスへ、弟は2020年育成ドラフト1位でオリックスに入団した。7月30日に待望の支配下登録をつかみ取り、背番号が「94」に変わった堅斗に対し「育成とはいえプロ野球選手ですから。僕も弟の試合を見ていましたし、これからだと思うので。嬉しかったですけど、自分のことで精一杯な部分もありますね」と率直な思いを語る。優勝に向かってひた走る今シーズン、自分のことに集中していた中で届いた吉報だった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)