大津亮介の“謝罪”…言葉を失った海野隆司 「そんなこと言ったんですか」抱いた責任感

  • 記者:竹村岳
    2024.08.21
  • 1軍
ソフトバンク・大津亮介(左)と海野隆司【写真:栗木一孝】
ソフトバンク・大津亮介(左)と海野隆司【写真:栗木一孝】

2軍降格となる前に倉野信次コーチが分かち合ってくれた悔しさ

 偽らざる本音を伝えられて、言葉を失った。ソフトバンクの大津亮介投手が15日に出場選手登録を抹消され、今はファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で汗を流している。再調整となったことで「申し訳ないです」と名前を挙げたのが海野隆司捕手だった。コンビを組んできた海野は“謝罪”を伝え聞き「そんなこと言ってたんですか……」。バッテリーとして同じ悔しさを味わったのだから、もう一度、1軍の舞台を目指そうという気持ちを同じだけ持っていた。

 昨シーズン、大津は中継ぎとして46試合に登板した。今季から念願だった先発に転向し、開幕ローテーション入りを掴んだ。16試合に登板して6勝7敗、防御率3.13。最後に白星を記録したのは6月29日の日本ハム戦(エスコンフィールド)だ。7月以降は苦戦が続き、8月14日の西武戦(ベルーナドーム)では5回4失点。小久保裕紀監督は「ここがラストチャンスというわけじゃなかったんですけど、来週からは6連戦が1回しかないし、控えているピッチャーもいる」と話し、2軍降格が決まった。

 再調整となって1週間が過ぎた。灼熱の筑後で送る1軍復帰への日々。そこで溢したのが海野への「申し訳ないです」という言葉だった。1軍で先発した16試合のうち、15試合でバッテリーを組んだのが“相棒”。言葉の真意は、海野の準備と期待に応えられなかったところにあった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)