周東佑京の“祈り”に応えた栗原陵矢の決勝打 「全員で」柳田離脱で奮い立つ2人の自覚

  • 記者:長濱幸治
    2024.07.21
  • 1軍
西武戦に勝利し、タッチを交わすソフトバンク・周東佑京(右)と栗原陵矢【写真:小池義弘】
西武戦に勝利し、タッチを交わすソフトバンク・周東佑京(右)と栗原陵矢【写真:小池義弘】

2位ロッテとは10ゲーム差で前半戦終えるも「気を引き締めてやるだけ」

 決めるべき男たちがきっちりと仕事を果たし、前半戦を最高の形で締めくくった。21日の西武戦(ベルーナドーム)は両チーム無得点で9回を迎えた。ホークスは先頭の周東佑京内野手が中前打で出塁すると、2死二塁となって打席には栗原陵矢内野手が入った。1点勝負とあって西武外野陣が極端な前進守備を敷く中で打球が左中間に落ちると、周東は悠々ホームイン。この一打が決勝打となった。

「自分らしくない方向の打球でしたけど、良かったです」。栗原自身は13日の日本ハム戦から17日のロッテ戦まで5試合で無安打。今季最長の24打席ノーヒットと快音がぱったりと止まっていた。「いろいろやりました。苦しかったですね」と振り返りつつ、前半戦ラストゲームでの3安打に「ここから上がっていければいい」と安堵の表情を浮かべた。

 チームの大黒柱、柳田悠岐外野手が長期離脱したのを受け、中心選手としての自覚を新たにしたのがこの2人だった。「僕とクリで頑張っていかないといけない」と周東が話すと、栗原も「自分と佑京さんで頑張ります」と応じた。4年ぶりリーグ優勝のカギを握る存在なのは間違いない。

西武戦に出場したソフトバンク・栗原陵矢【写真:小池義弘】
西武戦に出場したソフトバンク・栗原陵矢【写真:小池義弘】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)