3連続の代打攻勢…柳町達が適時打放つも「そんなに甘くないです」 小久保監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:小池義弘】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:小池義弘】

先発の東浜は初回の3失点が響いて今季2敗目…代打柳町の適時打で一矢

 ソフトバンクは27日、敵地・京セラドームでオリックスに1-3で敗れ、交流戦明けの初黒星を喫した。先発の東浜巨投手が初回に3点を失うと、打線は相手先発の宮城大弥投手の前に5回まで無得点と沈黙。8回に代打・柳町達外野手が適時二塁打を放ったが、反撃は及ばなかった。試合後に取材対応した小久保裕紀監督のコメント全文は次の通り。

――初回の3点が重かった。
「そうやね。宮城が球数を余り投げられない中で、80球くらいいったもんね(5回で85球)。やっぱり初回の3点がちょっと重たかったですね」

――柳町選手は代打でいい集中力を見せていた。
「まあ、集中力というか。あの回に右(投手)がきたら3人並べて出す予定だったので。まあまあ」

――2点を追う8回2死満塁で正木(智也)選手の左飛も惜しい打球だった。
「うん。そうねえ。ようつないであと1本というところまで行きましたけどね。そんなに甘くないです」

――初回は今宮(健太)選手がよく粘ったが。
「(宮城は)60、70(球)くらいかなという話はしていたんですけどね。まあでも、やっぱり5回まではしっかりきましたよね」

――東浜投手の投球は。
「まあ初回だけだったんで。ちょっと連打を浴びるタイプなんでね。そのへんが打たれだした後に変化というか、なんとかビッグイニングを……。3点じゃビッグイニングとはいわんけどね。巨人戦の時もそうでしたけど。その後は修正できていたので。次回はまだどうなるかわからないですけど。日程の都合でね」

――久々のスタメンとなった緒方(理貢)選手も守備で貢献。
「そうですね。まあ、宮城なんでそう簡単には打てないですけど。以前対戦しているということで今日はスタメンで行きましたけど。ま、そんなところです」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)