初3安打の廣瀨隆太に「普通はあんな球打てないんですけどね」…小久保監督のコメント

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:小林靖】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:小林靖】

有原が7回1死までノーノーの快投 オリックスに快勝し、貯金は今季最多の「25」に

 ソフトバンクは25日、オリックス戦(京セラドーム)に7-2で勝利し、貯金を今季最多の「25」とした。先発の有原航平投手は7回1死まで無安打無得点の快投を披露。8回2失点でリーグ単独トップの7勝目を挙げた。打線ではドラフト3位ルーキーの廣瀨隆太内野手がプロ初の3安打をマーク。試合後に取材対応した小久保裕紀監督のコメント全文は次の通り。

——有原投手は7回をよく2点でしのいだ。
「そうそう。相手のミスから3点取って。ノーヒットやったんで、変に意識はしたかもしれないですけど。あそこで同点までいかなかったことが今日の勝因じゃないですか。(8回の攻撃で)点が入らなくても、もう1イニングいかせる予定だったんで」

——7回1死までノーヒットノーランと快投。
「そうね。まあ、1回(登板が)飛んで、体もリフレッシュして。調子もよさそうには見えましたけどね」

——廣瀨隆太選手がプロ初の3安打。
「まあ彼らしい、最後の打席は悪球打ちで。あんな球を普通はセンターオーバーには打てないんですけどね。まあ、だいぶ慣れてきたんじゃないですか」

——6回の守備では華麗なグラブトスを見せた。
「あれはヒットかなと思って。ああいうことがあったら、ノーヒットノーラン……ちょっとよぎりましたけどね」

——8回に打線がつながり4得点。
「(7回に)2点取られた後ね。あれが同点まで行かずに、やっぱり宗と頓宮のところを抑えたんで。それが次の回の攻撃につながったんじゃないですかね」

——相手の失策が絡み、犠打で2得点。なかなか見ないプレーだった。
「ね。あと正木(智也外野手)の(8回の適時打)はピッチャーゴロ、ゲッツーで終わりやからね。あれヒットになったのは正木に運があったってことですね」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)