21得点→12得点の2戦連続大勝に「見事に予想が外れました」 小久保監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:長濱幸治】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:長濱幸治】

43歳の和田が7回無失点の好投「良いときの和田に戻っていた」

 ソフトバンクは22日、京セラドームでの楽天戦に12-0で大勝した。初回に山川穂高内野手が先制の11号3ランを放つと、2回にも2打席連続となる12号2ラン。21得点を奪った21日の試合に続いて打線が爆発し、2試合連続の2桁得点。今季2度目の先発となった43歳の和田毅投手は7回3安打無四球無失点の好投で今季2勝目を挙げた。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

○小久保監督
――今日も大勝。
「2回で勝負あったですね」

――昨日は「今日はなかなか点が入らないんじゃないか」と話していた。
「見事に予想が外れました」

――初回で3点取って、海野選手のタイムリーが大きかった。
「紙一重ですけどね。ゲッツーかどうか紙一重だったけど、あれは今日はアイツに運があったなという感じで。その次の回も山川のホームランがあって、5点のまま次の追加点がどっちかなっていう感じが、すぐに入ったので。あとは和田が本当に今年一番のピッチングをしてくれたんで、もう安心して見ていられましたね」

――和田投手は前回と全く違う内容だった。
「全然違いますね。やっぱり無理くり早めに合わそうとしたというのがあったと思うんで、また落ち着いて、本来の彼の、146キロぐらい出てましたしね。非常に良いときの和田に戻っていましたね」

――20年前のこの試合でも和田投手が投げていた。
「それは長くやっていれば、そんなこともあるでしょう」

――今宮選手と周東選手の状態は。
「2人とも大丈夫です。全然。明日も試合ないですし。ちょっと腫れはあるみたいですけど、全然問題ないです」

――今日は海野選手がスタメンマスク。
「海野も力をつけてきているというか、海野と組んでみても面白いんじゃないかっていうところからのコーチの発案がああったので。『行きましょうか』ってことで」

――単純計算で100勝ペース。
「まだ5月22日です」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)