開幕1週間で離脱「何してんだろ」 控えのジレンマ…三森大貴が抱えていた苦悩と落胆

ソフトバンク・三森大貴【写真:竹村岳】
ソフトバンク・三森大貴【写真:竹村岳】

2日のシートノック中に打球が指を直撃「なかなか痛かったです」

 自分の不甲斐なさに唇を噛む。「何してんだろうな……」。そう三森大貴内野手はこぼした。開幕からわずか1週間での戦線離脱。右手人差し指の陥没骨折だった。

 2日のロッテ戦前に行われたシートノック中の出来事だった。「捕る時に(指を)突いた感じですね。ちょうどゲッツーのトスの時です」。ノックの打球が人差し指に当たった。「いや~もう痛かったっすね、その時点でなかなか痛かったです」。アドレナリンが出ている時は痛みを感じにくいこともあるが、この時ばかりは我慢強い三森でさえも悶絶するような痛みだった。

「落ち込んだというか、何してんだろうなって感じでした」と、本音もこぼれる。オープン戦で牧原大成内野手と二塁手のポジションを争った。開幕スタメンは牧原大に譲ったが、三森も開幕を1軍で迎えた。「もちろん試合に出たい欲はありますし、そこに満足することはないと思います。試合に出てやりたいって気持ちはもちろんあります」。開幕から2試合に途中出場し、打席は1打席だけしか立てなかった。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)