なぜ左翼・柳町、中堅・近藤なのか? 首脳陣の考えを変えた“データにも表れる守備力”

  • 記者:福谷佑介
    2023.09.06
  • 1軍
ソフトバンク・近藤健介【写真:竹村岳】
ソフトバンク・近藤健介【写真:竹村岳】

近藤と柳町がスタメンに名を連ねた試合で近藤が中堅に入るのは初めて

 ソフトバンクは6日、本拠地・PayPayドームでのロッテ戦に3-0で完勝した。先発の有原航平投手が8回4安打無失点の好投でチームトップの7勝目。打線は初回に近藤健介外野手の適時打で先制すると、プロ初昇格初スタメンとなった井上朋也内野手のプロ初安打が追加点に繋がって勝利した。

 この日、藤本博史監督は7番にルーキーの生海外野手、8番に3年目の井上を据えた。右の西野に対して、左打者を打線の中心に据え、外野には柳町達外野手、近藤、柳田悠岐外野手を並べた。注目だったのはその守備位置。柳町が左翼、そして近藤が中堅だった。

 近藤と柳町がこれまで外野に入ることは何度もあったが、その時は近藤が左翼、柳町が中堅か右翼に入るパターンしかなく、この日の組み合わせは一度もなかった。近藤がセンターを守ったのは7月30日のロッテ戦で試合途中からが移籍後初。スタメンでは8月31日のオリックス戦と9月5日のロッテ戦で2度、起用されているが、どちらも柳町はスタメンではなかった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)