内野フライでも「勝負できる」 野村勇がセーフを“確信”した瞬間…取り戻しつつある足への自信

  • 記者:竹村岳
    2023.08.29
  • 1軍
ソフトバンク・野村勇【写真:竹村岳】
ソフトバンク・野村勇【写真:竹村岳】

初回1死満塁、三塁から二飛で生還…首脳陣が絶賛した技術的ポイントとは

 決死のダイブだった。ソフトバンクは、29日のオリックス戦(長崎)に7-0で勝利した。貴重な先制点を奪ったのは、野村勇の足。初回1死満塁で、中村晃外野手が二飛。相手の捕球を確認すると、三走の野村勇は一気にホームに突っ込んだ。野球人生でも「初めて」という内野フライでの“タッチアップ”。瞬時の判断や、ファームにいた時の心境など、大粒の汗を拭いながら試合後に語った。

 チームは4連敗中。25日からの楽天3連戦(楽天モバイル)では3連敗を喫し、藤本政権では初の借金生活に突入した。4位の楽天とは2ゲーム差となり、ジリジリとBクラスが近づいてきていた。28日に長崎まで移動し、迎えたこの日に野村勇は生海外野手らとともに1軍昇格。早速「2番・三塁」でスタメンを託された。

 初回1死、ワゲスパックの140キロに詰まりながらも中前に落として出塁する。柳田悠岐外野手の右前打、近藤健介外野手の中前打で満塁として中村晃だ。詰まらされた打球は、ふらふらと二塁後方へ。二塁手の宜保が捕球すると、野村勇がスタート。1度はアウトの判定も、すかさずホークスベンチがリクエスト。判定は覆り、貴重な先制点をもぎ取った。

(竹村岳 / Gaku Takemura)