苦しむ石川柊太にかけた言葉「背負い過ぎ」 栗原陵矢の姿に滲む“助け合いの思い”

  • 記者:竹村岳
    2023.07.09
  • 1軍
ソフトバンク・栗原陵矢【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・栗原陵矢【写真:荒川祐史】

2か月白星から遠ざかり、もがく石川を見て栗原はソッと声をかけた

 選手はグラウンドで、全力で戦っている。ソフトバンクは9日の楽天戦(楽天生命パーク)に1-5で敗戦。痛恨の同一カード3連敗となった。先発の石川柊太投手は111球を投げて、自責0ながらも6回4失点で4敗目を喫した。栗原陵矢外野手の失策が失点に絡んだが、誰よりも投手を助けたいと思ってグラウンドに立っているのが栗原だということも伝えたい。

 石川にとって唯一の失点となったのは3回だった。1死から太田に四球を与えると、村林の打球を三塁の栗原がファンブル。平凡な打球ではあったがうまく握り変えることができずに、失策でピンチを広げてしまった。その後、小郷に同点適時打、浅村には右中間に勝ち越しの3ランを浴び、主導権を手渡してしまった。

 降板後、石川は球団を通じて「浅村さんに上手く打たれてしまいましたが、浅村さんを迎えるまでのどこかで、もう少しなんとかできたんじゃないかなと思う」とコメントした。5月19日の西武戦(PayPayドーム)を最後に白星から遠ざかる。石川個人にとっても結果が重要な登板だっただけに、栗原が感じた責任も大きかっただろう。

(竹村岳 / Gaku Takemura)