支配下登録期限まで残り3週間「時間がない」 育成・西尾歩真が抱く焦りと危機感

ソフトバンク・西尾歩真【写真:上杉あずさ】
ソフトバンク・西尾歩真【写真:上杉あずさ】

試合前に行う本多コーチとの早出特守「自分上手くなりたいので…」

 支配下登録の期限まであと3週間ほど。育成ドラフト13巡目ルーキーの西尾歩真内野手は自身の現状を受け止め、アピールを続けている。プロとして迎える初めての“7月末”。1年目といえども、危機感と焦りを感じて過ごしている。

「少し前までは『時間がない、時間がない』と思い、打率が気になっていました。『打たなきゃ』っていう気持ちで結構、早打ちになって、ちょっと厳しいボールでも初球から打ったり。攻める気持ちはあった方がいいと思うんですけど、ちょっと慌てていたというか、強く意識しすぎて……。いつもならファウルになるところをフェアにしてしまったり、打たなくていいボールを打って凡退したりとかが多くなって。明石(健志2軍打撃)コーチにも『ボールの選択ができていない』と言われました」

 支配下登録の期限が近付いてきたことで、焦る気持ちが次第にプレーに表れ、悪循環に陥っていた。本来、持ち味であるはずのミートセンスや選球眼も鳴りを潜めていた。西尾は自分の中にある焦りを自覚し、冷静さを取り戻すように努めた。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)

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