リチャードの5番抜擢実らず「使っている僕が悪い」 藤本博史監督のコメント全文

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

大関が7回1失点と粘投も援護できず「本当に申し訳ないですね」

■オリックス 1ー0 ソフトバンク(2日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは2日、本拠地PayPayドームで行われたオリックス戦に0-1で敗れ、3連敗となった。先発の大関友久投手は5回に犠飛で失った1点のみと粘投したが、打線が先発の宮城大弥投手らオリックス投手陣の前に5安打無得点と沈黙。5番にリチャード内野手を据えるなど、藤本博史監督が送り出した打線が繋がらなかった。

――宮城投手のスローカーブが厄介だった。
「あの球が良かった、あの球じゃなくて全部よかったよ、今日は。コースコースに来ていて。その辺は、良かったから打てないんじゃなくて、何とか先頭バッター出るとか、ただ単に打つとかだけじゃなくて、やっていかないといけないですね」

――初回に点を取っておきたかった。
「取っておきたいって言っても、2アウトからだからね。止めたバッドっていうのはもったいないね」

――カーブはどうしても打ちにいきたくなるもの。
「狙ってるんだったらいってもいいんじゃないの。そこはミーティングでバッティングコーチがやってくれているんでしょうけど」

――大関投手は気迫のこもったピッチング。
「ランナーを出しながらも要所をしっかり抑えてくれてたんで、1点で負けたっていうのは大関に本当申し訳ないですね」

――嶺井捕手がスタメン。狙いは。
「とりあえず一回り半くらい終わっているんで、リード面のところとか、そういうところでも1回に嶺井に被らせようか、ということですよね。甲斐も打つ方がちょっと状態悪いんでね」

――大関投手の7回続投は。
「本人は120球まで行きたいという話があったんで。こっちが見て判断して、悪かったら代えるよ、ということで。気持ちが入っていたんで、今日はね」

――6連戦のアタマ。
「当然取りたかったですね」

――リチャード選手はどうでした。
「使ってる僕が悪いんですから、リチャードがどうのこうのじゃないですよ。打てると思って使ってるんですから」

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)