後輩が先輩を「柊太」と呼ぶ 日米で1勝目を掴んだ千賀と石川の関係「軽い友情ではない」

  • 記者:竹村岳
    2023.04.05
  • 1軍
ソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】

石川柊太が7回無失点で1勝目…日本時間3日には千賀がメジャー初勝利

“ブラザー”の勝利を刺激に変えて、自分自身も2023年を歩み出した。ソフトバンクの石川柊太投手が4日のオリックス戦(京セラD)で先発して7回無失点で1勝目を挙げた。相手先発の田嶋との投げ合いを制して「自分の中ではバタバタというか、ピタッとハマっている感じではなかったところで、守備の助けがあったので。そこはすごく大きかったです」と感謝した。

 1回、2回と無失点に仕留めた。3回は先頭の茶野に二塁打を許すなど1死三塁のピンチを招いたが、福田を空振り三振。西野を遊直として切り抜けた。昨季は与四球「57」でパ・リーグワーストだった石川だが、この日は無四球。「オープン戦は体に不安があった中で、今日は何も不安なく投げられたのでそれが大きかったです」と打者との勝負に集中して、オリックス打線を封じた。

“ブラザー”が海を渡った。千賀滉大投手が昨オフに海外FA権を行使してメッツに移籍。自主トレをともにして、夢を追い続ける姿を見守ってきた。「いなくなることに関して『俺がいなくなるけど…』みたいな話はしなかったですよ」。昨オフも米国シアトルをはじめ一緒に練習もしただけに、食事をしても「じゃあまた、で終わります」という。別れを惜しむ必要がないのは、離れていても野球で心がつながっているからだ。

(竹村岳 / Gaku Takemura)