ソフトバンクは19日、本拠地PayPayドームで行われたDeNAとのオープン戦に4-2で逆転勝ちした。先発した東浜巨投手は7回を投げて2失点と好投。打線では1番に入った三森大貴内野手が2安打1打点。8回2死満塁で上林誠知外野手が決勝の2点右前打を放った。試合後、取材に応じた藤本博史監督のコメント全文は以下の通り。
――上林選手が8回2死満塁で勝ち越しの2点右前打。監督もチャンスでがっついてほしいと言っていた。
「今日はランナーがいたら初球からどんどんいっていたよ。マスコミさんが書いてくれたのを見ていたんじゃない?」
――チャンスで結果を出してくれた。
「初球からいいスイングができているし、追い込まれてからタイムリーが出たのは、それはもう自信にしてもらったらいい。このまま継続して。上林は調子はいい方なので、そのまま調子を継続していい形で開幕に入ってくれたら」
――上林選手の打順は。
「その辺が難しいところやね。WBC組も帰ってくるので、まだ1番が誰になるのかは決まっていない。今ここにいるメンバーなら三森か上林となるでしょうけど。増田も2番でいい活躍をしてくれているので、面白いなと思います」
――三森選手も2安打1打点。
「一番悪い時の状態よりはだいぶ上がってきていますね。まだ完璧ではないですけど。まだまだですね」
――先発の東浜選手は。
「よかったと思います。2つともミス絡みで2点取られているけど、ピッチングとしては完璧だったと思います」
――2回2死一、三塁では一走が二盗を仕掛けた間に、三走の生還を許した。
「しっかりとキャッチャーが投げて、ショートが捕って、ホームに投げていたらホームはアウトだったと思う。もう一個の内野安打も、打者を見て厳しいと思ったらファウルにするとかね。その辺はもう投手の判断ですけど。東浜もそこは反省していたので、ピッチングとしては100点満点じゃないですかね」
――9回に登板したオスナ投手は、オープン戦5試合でまだ走者すら許していない。
「安定していますね。余裕を持って投げている。安心して見ていられますね」
――出力はまだ上がると監督も言っていた。
「まだまだ上がるでしょう。ロッテ時代も150キロ後半が出ていたし、今はまだ154キロくらいかな? まだまだ上がってくると思います。コントロールがいいからね。ストライクを先行するのが一番安心して見られますよね」
――8回2死一、二塁で正木選手に代打・中村晃選手を送ったのは勝つためか、何かのメッセージか。
「難しいね。本番モードと言いましたよね。勝つためにはわかっていますよね、同点なんだから」
――火曜日からアストゥディーヨ選手が合流。
「リチャードに2軍にいってもらいます。ホーキンスは3試合、2軍の試合、阪神戦(鳴尾浜)に出てもらいます。(日本ハム戦が)2試合しかないので、アストゥディーヨが来たらホーキンスの打席数も少なくなる。今の状態だと厳しいところもあるので2軍で10打席くらい。ちょっと雨が心配ですけど、3試合できたら10打席以上は立てると思うので、そこでもう1回状態を良くして、最後の広島3つくらいに帰ってきてもらおうかなと」
――リチャードは降格の意味か。
「はい、2軍にいってもらいます。アストゥディーヨと交代です」