「僕以外は心配してる」オープン戦1号も… 柳田悠岐が結果にこだわらない理由
「痛いところもないですし、トレーニングもしっかりできているんで、すごい順調」
上昇の一発となるか。ソフトバンクの柳田悠岐外野手が11日、ベルーナドームで行われた西武戦でオープン戦第1号となるソロ本塁打を放った。3回の第2打席でセンターバックスクリーンに飛び込む豪快な一発。試合後には「いい形で振り抜けたんで、いいところまで行くかなっていう感じでした」と振り返った。
なかなか結果の出ない主砲の状態が気かがりだった。オープン戦が始まった3月4日の広島戦から5試合で、柳田は13打数1安打、打率.077となっていた。藤本博史監督らもその状態を気にかけていたものの、当の柳田自身は「まあ、いろいろ試してやっているんで」と自分を見つめている。
「ピッチャーに対しての見方もそうですし、スイングのし方もそうですし、自分のイメージとか全てが自分の中で何十種類も何百種類もあるレベルなんで。いろいろ試してやるって感じですかね。それはもうシーズン中も変わらないんで、ずっとです。(見えてきているものは)全くないです。まだないです。常に追い求めていて、いいときは追い求めながら打てるんで。そうなるようにしっかり準備したいなと思います」
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)