城島健司氏が「いける!」と太鼓判 打率3割へ…今宮健太が挑む“打撃改革”
城島会長付特別アドバイザーが今宮と野村勇を精力的に指導
ソフトバンクは2日、第1クール2日目を迎えた。城島健司会長付特別アドバイザーがアーリーワークから今宮健太内野手、野村勇内野手に打撃面でアドバイスを送った。今宮は昨季わずかに届かなかった打率3割に「(城島さんからも)『いける!』って言われるんですよね。いきたいですよね」と言葉を送られたことを明かした。
今宮はこれまでの打撃を「めちゃくちゃ前さばきだった」と表現する。昨年は大振りしない意識を形にして、打率.296とキャリアハイの数字を残した。長くボールを見ることもできるようにはなってきたが、わずかに届かなかった3割の節目。今宮なら到達できると城島アドバイザーは確信している。「もう一つレベルアップするために」と、力を借りることになった。
意識しているのは、右足の使い方だ。教えのイメージについて「母指球が地面から離れないように。体が回りすぎても離れちゃうし。ボールを長く見ることを意識して」と言葉にする。狙いは、打つポイントを近くすること。NPB通算打率.296、244本塁打、MVP1度など「スーパーキャッチャー」と呼ばれた城島アドバイザーの打撃を吸収しているところだ。
(竹村岳 / Gaku Takemura)