さすが年俸6.2億円「それくらい、いいや」 柳田悠岐、後輩への“ニンジン大作戦”

自主トレで汗を流すソフトバンク・柳田悠岐【写真:米多祐樹】
自主トレで汗を流すソフトバンク・柳田悠岐【写真:米多祐樹】

後輩選手にプレゼント案「“ニンジン作戦”は今年も継続でいきます」

 かわいい後輩のためなら、どんな“ニンジン”だってぶら下げてあげる。もっともっといい選手になってもらうための道標だ。ソフトバンクの柳田悠岐外野手は「“ニンジン作戦”は継続でいきます」と宣言。後輩選手が設定した数字をクリアした際、自らプレゼントを購入する考えを今年も継続すると明かした。

 19日に広島・呉市で自主トレを公開。日本ハムの清宮幸太郎内野手やロッテの安田尚憲内野手らが他球団からも選手が参加している。自分を慕って来てくれた後輩たちのためなら、ひと肌だってふた肌だって脱ぐつもりだ。今季の数字に関しては「まだ設定はしていない」というが、昨季の清宮や安田らに与えたのは「打率.310か30本塁打」。簡単な数字ではないが、柳田は誰よりも後輩の力を信じている。

「もっといけると思いますけどね。もっといけると思います」

 昨季、清宮は18本塁打、安田は9本塁打とともにキャリアハイの数字を残した。柳田は後輩の成長を感じているかと思いきや、まだまだ物足りないと言い切った。「試合にたくさん出ていますので、いろんなことを経験して。どんどんいい選手になっているとは思いますけど。でもまだまだいい選手になると思いますね」。ハードルを飛び越え、もっと飛躍してもらうために“ニンジン”は必要だ。

 柳田の今季の推定年俸は6億2000万円。心も器も大きい“ニンジン作戦”で「かわいい後輩の(ためなら)それくらい、いいやという感じです」と、どこまでも太っ腹だ。自身も過去に小久保2軍監督から高級時計をもらった経験がある。また来オフ、お互いに納得した姿で会えることを柳田自身は願っている。

(鷹フル編集部)