柳田悠岐、WBC辞退を正式表明「体が難しい状態だった」 V奪回へシーズン専念
広島・呉市で自主トレ公開
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が19日、広島・呉市で自主トレを公開した。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を辞退していたことを明かし、「もちろんシーズンで活躍したい気持ちもありますし、そこで身も心も100%に持っていけるのか、難しい状態だったので。体がですね。そんな感じです」と理由を語った。
柳田は2022年からソフトバンクのキャプテンに就任した。昨年はオリックスと同率ながらも直接対決の差で2位に終わり、自身も打率.275、24本塁打、79打点に終わっていた。2023年もキャプテンを続投するだけに、心身の状態を含めて、シーズンに専念することを選んだ。「そこ(WBC)に100%で持っていって、自分の体がそこからというのはイメージしずらかったので。代表の清水コーチ(雅治、外野守備走塁コーチ)と連絡を取ってという感じです」と話した。
2021年に行われた東京五輪では世界一に貢献した。初のWBC選出が期待されていたが、苦渋の決断となった。自身の選択が正解だったと思えるように、今はやるべきことに向き合い続けていく。
(鷹フル編集部)