今宮健太が明かした意外な「僕の課題」 オフの大補強で密かに感じる“不安要素”
自身の性格を人見知りだという今宮「僕が緊張しちゃう」
選手会長にだって苦手分野はある。チームを引っ張るリーダーなら、束ねていかないといけないのが“新戦力”だ。ソフトバンクの今宮健太内野手が11日、福岡・宮若市内で自主トレを公開。今オフは球団が大型補強で戦力を整えたが、今宮は「まだお会いしていないのでわからないところもありますけど、自分から喋れるタイプではないので。逆に僕が緊張しちゃうくらい」と苦笑い。頭をかいた。
今オフは日本ハムから海外FA権を行使した近藤健介外野手、昨季はロッテで10セーブを挙げるなど活躍したロベルト・オスナ投手、米大リーグ・レンジャーズ傘下3Aを自由契約となった有原航平投手など、次々と実力者のホークス入りが決まった。とはいえ、キャプテンの柳田悠岐外野手を筆頭に、生え抜きの選手たちにもチームを引っ張っていく自覚は強いはず。選手それぞれが責任と自覚を持ち、一丸になろうとするからこそ優勝に向かって走っていける。足並みを揃えるためにも、中堅選手の役割はより大きいシーズンとなる。
今宮は自身の性格を「人見知り」だと分析している。他球団の選手との交流が醍醐味でもあるオールスターゲームに昨年、ファン投票で選出された時も「しゃべる機会があればしゃべりたいです」と控えめに話していた。近藤や有原、国内FA権を行使して入団した嶺井博希捕手などとは、これまでの経歴を見ても接点は多くない。
(竹村岳 / Gaku Takemura)