高橋礼は1100万円ダウンの4300万円で更改 2年連続で約20%の大幅減に「実力不足」
制球に苦しんだ今シーズン「四球をとにかく減らすこと」
ソフトバンクの高橋礼投手は6日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の5400万円から1100万円減の4300万円(金額は推定)で契約を更改した。今季はわずか1軍で4試合の登板に終わっており、約20%の大幅なダウンに。昨年オフも6750万円から20%のダウンとなっており、2年続けての大幅ダウンとなった。
2017年ドラフト2位で専大からソフトバンクに入団した高橋礼は2年目の2019年に23試合に先発して12勝を挙げて新人王を獲得。だが、2020年春季キャンプで左太もも裏を痛めてからはなかなか本来の姿を取り戻せず、今季は4試合止まり。3回1/3を投げて4つの四球を与えるなど制球に苦しんだ。
ファームで調整していたシーズン後半はまずまずの投球を見せていたが、1軍昇格はならず「後半戦で上がれなかったのは自分の実力不足、信頼がなかった」と高橋礼。来季に向けて「コントロールの悪い選手は使われる優先順位が低かった。そこをとにかく減らすこと。そういう信用が得られれば優先順位も上がっていくと思う」と、四球減を掲げていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)