尾形崇斗は50万円増の800万円で契約更改 プロ初勝利も9試合止まりに「悔しい」
来季は「日本一に大きく貢献したい」
ソフトバンクの尾形崇斗投手が1日、本拠地PayPayドームで契約更改交渉を行い、今季の年俸750万円から50万円増の年俸800万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。交渉後の会見で尾形は「初勝利をできたのは良かったけど、目標と言っていた40試合以上にも届かなかったのが1番悔しい」と語った。
2017年の育成ドラフト1巡目でソフトバンクに入団し、3年目の2020年に支配下に昇格した尾形。5年目の今季は開幕1軍入りを果たし、4月5日のオリックス戦ではプロ初勝利もマークした。だが、なかなか登板機会もなく、3度の出場選手登録抹消も経験。シーズンを通して9試合に登板して1勝0敗、防御率5.56という成績だった。
プロ初勝利をマークする節目の年となり、球団からも「初勝利おめでとうございます、と言っていただいた」と評価された。ただ、その後はなかなか登板数も伸びずに悔しさも残った。6年目となる来季に向けて「日本一に大きく貢献したい。中継ぎの先輩たちに割って入ろうと思っていたけど、入れなかったので、来年はより多く投げるようにやっていきたい」と語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)