怪我なく戦い抜けた要因はどこに? 今宮健太がベストナイン受賞会見で語ったこと

ソフトバンク・今宮健太【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・今宮健太【写真:藤浦一都】

源田へのリスペクトも「グラブさばきだったり、ハンドリングは12球団でもナンバーワン」

 ソフトバンクの今宮健太内野手が25日、ベストナイン受賞に際してオンラインで会見を行った。この日行われた「NPBアワード」に出席。キャリアハイの成績を残した今季を振り返り、怪我なく1年間を戦い抜けた要因やライバルの西武・源田壮亮内野手への想いとリスペクトを語った。

――3度目の受賞。今の気持ちは。
「1年間、頑張ってきて、こういうベストナインという賞は、このために頑張ってきたのもありますので、凄くうれしいです」

――ベストナインとは今宮選手にとってどんな賞ですか。
「12球団、パ・リーグ6球団の中で、名前の通り、ベストナインという賞なので。そこに選ばれるというのは1年の中の良い選手というところになる。そこの評価はうれしいところではあります」

――今季、自分で胸を張れる部分は。
「やっぱり打つ方ですね。結果が出たからこそ、この賞を頂けたというのもありますので。あとは大きな怪我なく、離脱することなく、1年間やれたのも、この賞をいただけた理由なのかなと思います」

――5年ぶりの受賞。西武の源田選手から奪い返した。
「源田も離脱する時期がすごく長かった。また来年、源田に限らず、全ての選手と競争して、来年またここに呼ばれるように頑張っていきたいと思います」

――源田選手という存在は。
「守備に関しては誰が見ても上手い。グラブさばきだったり、ハンドリングは12球団でもナンバーワンの選手だと僕は認めている。タイプがまた違うので、しっかりと自分の色を出していける選手になっていきたいですし、また競争して自分のレベルを上げていけたらと思います」

――連続受賞の可能性がある来季に向けて。
「今年は今年で終わったので。来年また呼ばれるように、怪我なくやっていきたいです。キャリアハイという目標を持って来季頑張っていきたいです」

――怪我なくできた要因は。
「ここ4年間ですかね、ほぼ怪我をして、リハビリ生活を送っていた時期が長かったんですけど、逆にその時期があったからこそ自分の体と向き合いながら、こういうのが足りない、ああいうのが足りないと、自分自身含め、いろいろ相談しながらやった結果、今年に入って1年間できたのかなと思います」

――食生活の改善をしていたが、今年ならではの工夫は。
「一番はトレーニングだと思います。トレーニングというところを、すごく一番意識してやっていたところがあります。それが結果として、怪我なく1年戦えたのかは、分からないですけど、僕はそう思ってこれからも続けていきたいと思います」

(鷹フル編集部)