増田珠は200万円増の860万円で契約更改 オフは“松田塾”で「熱男魂を叩き込んでもらう」
新型コロナで主力が大量離脱した夏場に代役として活躍
ソフトバンクの増田珠内野手が25日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸660万円から200万円アップの年俸860万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。オフの自主トレでは引き続き巨人に移籍が決まった松田宣浩内野手の元へ。「熱男魂を叩き込んでもらおうと思っています」と語っていた。
2017年のドラフト3位で横浜高から入団した増田は5年目の今季、チームに新型コロナウイルスの感染者が続出した際に、その代役として活躍。7月17日のロッテ戦ではプロ初安打初本塁打を放った。交渉の席でも球団から、この時期の活躍を高く評価されたという。
尊敬する松田が今季で退団。9月の1か月間は共にファームでプレーし「背中が大きいなと感じました。一緒にやることでまだまだと実感させられた。こういう選手になりたいと感じた1か月だった。声の大きさ、盛り上げるベンチワークはまだまだ及ばないけど、近づけるように努力していきたい」と“ポスト熱男”に名乗りを上げていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)