大竹耕太郎は100万円減の2000万円でサイン 今季は1軍わずか2試合登板止まり

契約更改を行ったソフトバンク・大竹耕太郎【写真:代表撮影】
契約更改を行ったソフトバンク・大竹耕太郎【写真:代表撮影】

「来年は規定投球回を投げて2桁勝てるように。そこが目標です」

 ソフトバンクの大竹耕太郎投手が25日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、100万円ダウンの年俸2000万円(金額は推定)でサインした。今季は1軍わずか2試合登板。6年目となる来季に向け「来年は1年間、1軍で先発でずっと投げて、規定投球回を投げて2桁勝てるように。そこが目標です」と語った。

 2017年の育成ドラフト4巡目で早大から入団。1年目の2018年に支配下昇格を果たして3勝をマークし、翌2019年も5勝を挙げた。だが、その後はなかなか1軍登板の機会はなく、今季もチームがコロナ禍に襲われていた中盤に2試合に先発したのみ。0勝2敗、防御率6.43に終わり、2年続けて白星がないまま、シーズンを終えた。

 ただ、シーズン終盤や秋のフェニックス・リーグでの投球で手応えもある。「思うようにいかないシーズンではあったんですけど、後半、シーズンの最終戦は完封で終われましたし、フェニックスでもいいピッチングができた。それを強化して来年入っていけたら」。来季こそ先発ローテにわって入っていきたいところだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)