田浦文丸は現状維持960万円でサイン 開幕1軍入りも約2か月でわずか4登板「悔しい」
来季に向けて「改めてスピード、左打者への引き出しを増やしていけたら」
ソフトバンクの田浦文丸投手が24日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季から現状維持となる年俸960万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。1軍登板わずか4試合に終わった今季を振り返り「悔しいシーズンだった」と語った。
2017年のドラフト5位で秀岳館高から入団し、今季が5年目だった田浦。開幕1軍の切符を手にしたものの、5月19日に出場選手登録を抹消になるまで、わずか4試合の登板にとどまり「開幕から2か月くらい1軍にいて4試合だけ、というのが悔しかった。その後は1軍に上がれず、本当に悔しいシーズンだった」と唇を噛んだ。
来季に向けて「改めてスピード、左打者への引き出しを増やしていけたら」と課題を口にした田浦。貴重な左のリリーフだけに、6年目となる来季の飛躍を期待したい。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)