田中正義は「いい球投げとったよ」 ブルペンで100球超え熱投に藤本監督も評価

ソフトバンク・田中正義【写真:伊藤賢汰】
ソフトバンク・田中正義【写真:伊藤賢汰】

7年目となる来季は先発ローテ入りに再挑戦する田中正義

 ソフトバンクの藤本博史監督が宮崎秋季キャンプ第4クール2日目の17日、田中正義投手への期待を口にした。来季が7年目となる右腕はこの日、ブルペンで100球を超える投球練習。自ら打席に立って球筋をチェックした指揮官は「いい球投げとったよ」と評価した。

 今季は開幕ローテ候補に挙がりながら、開幕直前に右肩の違和感を訴えて離脱。大きく出遅れる形となり、1軍昇格は8月13日になってからだった。中継ぎとして3試合に登板し、好投していたが、新型コロナウイルスの陽性判定を受けて再離脱。結果、1軍登板は5試合止まり。1点も失わず、防御率は0.00だった。

 来季は先発ローテ入りに再挑戦する。キャンプ中は自らの課題と向き合い、投球フォームの微調整にも取り組んでいる。指揮官も「きょうは100球以上投げとったからね。このキャンプで1回は100球以上投げるというのを目標にしていたらしいから。それはそれでいいことじゃないかなと思います。来年先発やろうと、緩急をいろいろ使いながら投げていたのでよかったんじゃないかなと思います」と語っていた。

(鷹フル編集部)