秋季キャンプはキャッチャーで 谷川原健太が目指す“究極のマルチプレーヤー”
「外野をできるのは分かったから、キャッチャーのレベルを上げてくれ」
8日に結婚したことを発表したソフトバンクの谷川原健太捕手。キャンプ休日だった7日に宮崎市役所に婚姻届を提出し、人生の伴侶を得ることに。チームメート達にも報告した8日の練習後には「僕だけの人生じゃなくなったんで、家族のためにもここからレギュラーを獲って裕福な暮らしをさせたいですね」と気持ちを奮い立たせていた。
谷川原といえば、捕手でありながら高いレベルで外野手もこなすユーティリティプレーヤーとして知られる。その強肩は日本ハムの新庄剛志監督も一目置くほど。今季は新型コロナウイルスの陽性者が続出した際に“筑後ホークス”と称された若手の1人として、チームの苦境も支えた。
この秋のキャンプでは捕手にウエートを置き、練習を重ねている。これまでは主に外野手としての練習が多かったが、秋季キャンプからは的山哲也バッテリーコーチのもとで捕手の連日ハードな練習をこなしている。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)