ラストマッチから約1か月… 鷹を退団した松田宣浩の今、来季に向けた新たな練習に挑戦
現役続行へ背中を押す思い「悔しくなかったらもう引退していた」
今季限りでソフトバンクを退団し、他球団での現役続行を目指している松田宣浩内野手。17年間在籍したホークスでのラストマッチとなった10月1日のウエスタン・リーグの中日戦(タマスタ筑後)から約1か月が経った。新天地でのプレーを模索している松田がインタビューに応じ、現在の状況などについて語った。
多くのファンに見守られ、涙も流したラストマッチから1か月。松田は現状について「新たな道に向けてしっかり自分でいろいろなことを考えながら、もう前向きに、もう来季はスタートしているんだと思ってやっています」という。トレーニングは継続しており、来季に向けての準備をスタートさせている。
新たな取り組みも始めた。「新しいトレーニングを10月から11月、12月と3か月限定でちょっと1回やろうと思って。それはできているかなと思ってます。これまでウエートトレーニングしかやっていなくて、ただ、がっちゃんがっちゃんと鍛えてやっていたんですけど、もう来年は40歳になりますから、少し違う方面のトレーニングっていう形で導入しました」。トレーニング内容こそ「内緒」としたものの、復活に向けた試行錯誤も行っている。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)