鷹・藤本監督が正木&高橋礼を高評価 来季2年目の正木は「バランスよく振れている」

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】

4日間の第1クールを終えて「満足ですね」

 ソフトバンクは6日、宮崎市の生目の杜運動公園で秋季キャンプの第1クール最終日を行った。連日、投手陣、野手陣共にハードな練習をこなしている中で、藤本博史監督は高橋礼投手や正木智也外野手の名前を挙げて、高く評価した。

 藤本監督はこの日、ブルペンに足を運んで投手陣に目を光らせた。その中でも今季1軍でわずか4試合登板に終わった高橋礼に注目。そのボールに「高橋礼なんか今日良かったよ。ゾーンに来てたかな、球の強さも出てきたかなって。斎藤学(投手コーチ)もちょっと良くなってるって。杉山も甲斐野も良くなってると聞いています」と語り、13日に予定されている巨人との練習試合での登板も予告した。

 振り込む量をテーマに課している野手陣では「正木が1番いい感じ」と来季が2年目となる右打者の正木を評価。打撃練習の様子などから「バランスよく振れているってことだね。連ティーなんかは100%の力ではなく、同じバランスで何回も回っていくんだけど、そのコンタクトの強さっていうのは正木と牧原巧が一番いいバランスで打っていた」と、牧原巧汰捕手と共に名前を挙げていた。

 16日間に及ぶ秋季キャンプの最初のクールを終え、指揮官は「満足ですね。初日に王会長のミーティングがあって、自分の甘さを出すなっていうことで、しんどい時ほど、もう1回頑張るっていう。そういう意味ではみんなできてるんじゃないかなと思います」と満足げに振り返っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)