親族3人が相次ぎ他界、心耐えられず…鷹ドラ3の甲斐生海、背水でつかんだプロの舞台

  • 記者:高橋昌江
    2022.11.01
  • 1軍
ソフトバンクから3位指名を受けた東北福祉大・甲斐生海(中央)【写真:高橋昌江】
ソフトバンクから3位指名を受けた東北福祉大・甲斐生海(中央)【写真:高橋昌江】

指名挨拶受けて決意新た「長距離砲としてしっかりと活躍できるように」

 先月20日のドラフト会議で、ソフトバンクから3位指名を受けた東北福祉大の甲斐生海外野手。11月1日、球団の福山龍太郎アマスカウトチーフと担当の作山和英アマスカウトチーフ補佐から指名挨拶を受け、「うちの柳田悠岐選手のように」と“ギータ2世”としての期待をかけられた。脅威の長打力を誇る左打者は自覚十分。「長距離砲としてしっかりと活躍できるように頑張りたい」と、本塁打王を目標に掲げる。

 学長室で指名挨拶を受け、福山チーフから「持ち味の長打力を存分に発揮してほしい」と声をかけられると、甲斐の表情が和らいだ。仙台六大学のリーグ戦では通算27試合の出場ながら、6本塁打を放った将来の大砲候補。身長184センチ、体重95キロの大型スラッガーは評価を聞き、「長距離砲としてしっかりと活躍できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 福岡県出身で、九州国際大付高から仙台市の東北福祉大に進学。ソフトバンクの試合には「小学生の頃によく行っていた」と言い、平成唯一の3冠王である松中信彦氏に憧れを抱きながら打力を磨いてきた。北九州市立霧丘中時代は両翼90メートル以上の野球場で軟式球を「2回くらい」柵越えさせたこともあったという。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)