17日に球団から来季の契約を結ばないと通達されたソフトバンクの中谷将大外野手は、昨季途中にトレードで阪神から加入し、今季が移籍2年目のシーズンだった。5月6日のロッテ戦では起死回生の代打同点2ランを放ったものの、ソフトバンクでの本塁打はこの一発だけに。球団との会談後に語った中谷のコメントは以下の通り。
――現役続行を希望。
「そうですね、挑戦できるのなら挑戦したいなと思います」
――ソフトバンクに来て1年半。
「いろんな球団を経験できたっていうのは僕の人生のいい経験になりましたし、その中でいろんな、すごいな、レベル高いなと思う部分もありましたし、そういう面では本当によかったなと思います」
――トライアウトも視野に入ってくる。
「そうです、そこは考えています」
――今年1年というのは。
「いいときがあったり、悪いときが多かったりとか、悪いときの方ばっかり見がちですけど、本当にいい打席もありましたし、そういうのは、すごく頭の中に残っているかなと思います」
――夏場はすごく状態がよくて、手応えあったのでは。
「そうですね、あの時は本当に調子よくて、今呼んでほしいなという思いを持ちながらやっていましたね」
――自分の中でやれる手応えはある。
「そうですね、はい」
――阪神時代も含めてここまでを振り返って。
「本当にいい経験がいっぱいありましたし、それが自分の中で一番、まだやりたいっていう思いにつながっている部分があるので、まだやりたいなと。あの時ぐらい打ちたいなっていうのはずっと思っているので」
――独立リーグであったりも選択肢になるのか。
「そういうのは特に考えていないです。やっぱり僕自身も家族があるので、自分の人生ですけど、しっかり家族も大事にしていかないといけないと思うので、そういうのもいろいろ考えて次のことを考えていきたいなと思います」
――ホークスに対してどういう思いを。
「すごく人がいいなっていう、野球をする面ではやっぱり厳しかった部分はありましたけど、人と人のつながりというか、そういうのは色々経験できたと思います」