ソフトバンクは30日、敵地・楽天生命パークで楽天に5−1で勝ち、優勝へのマジックを「1」とした。4回に柳田の適時二塁打などで3点を先制。先発の和田は5回まで2安打1失点と好投し、NPB通算150勝の節目の勝利を飾った。オリックスがサヨナラで勝ったため、この日の優勝決定はお預けとなったが、10月1日の西武戦に勝てば2年ぶりの優勝が決まる。
――待ち時間はあったが、Vはお預けに。
「もともとオリックスは勝つと思ってやってるんでね、待ってみるのも面白いところもあるけどね。勝って喜びたいんで、相手待ちというよりしっかり明日勝ちましょう」
――4回はいい攻撃だった。
「柳田がいいところで打ってくれて、そのあと続いたってのは良かったと思います」
――6回の追加点も大きい。
「効果的な点の取り方だったなと思います。相手にダメージ与えるくらいの攻撃ができたと思います」
――柳田選手が心配。
「ちょっと明日は無理かも分からないですね。鞭打ちみたいな感じですね。骨とかは異常ないんで、明日はしんどいかなって」
――和田投手が150勝。
「良かったですね、最後の最後に、最後ではないけど、これで優勝決まっておけば、もっと良かったんやろうけど。記念の日になったんやろうけど、まだ和田にしたら通過点だと思うし、これからも頑張ってもらわないといけない」
――内容は。
「悪くなかったですよ。球も行っていたし、最初から飛ばしてくれていたんでね」
――4点差でも勝ちパターン。
「明日までは3連投やむなしということでやっているんで全員で行きます」
――明日勝って決める。
「当然そう。残り1試合どうこうじゃなく、明日ちゃんと全員で戦って決めるということでいきたいと思います」