ソフトバンクは27日、敵地ベルーナドームで西武と対戦し、1-4で敗れた。先発の石川柊太投手が初回に山川に2ランを浴びるなど5回までに4失点。打線も西武のエース高橋の前に1得点とふるわなかった。リーグ優勝に向けて痛い敗戦となったが、2位のオリックスも楽天に敗れたため、優勝へのマジックは1つ減って「3」となった。
――敗れましたが、オリックスも負けた。
「本当ですか? 試合がなかったということで。両方負けたんだから、切り替えていくしかないんでね。残り4試合、全力で行くだけです」
――石川投手は。
「無駄なフォアボールが多かったね。ヒット数、向こうはホームランもあったけど、無駄なフォアボールから得点というケースがあるんで。警戒選手に打たれたら流れが来ないよね。そういうところです」
――オリックスも敗れたことで前向きに。
「次、次って言っても、残り4試合しかないんやから、全力で行くだけですよ。全力で行ってくれてるんやけどね、打つ方は水物だからね。そんな毎回毎回、4点も5点も取れるわけないし。まして相手はエースが投げているわけだからね」
「先に点をやらない、とピッチャーも考えないといけないし、いきなりプレーボール、ドカーンといかれたら、シュンとなってしまうところがあるんでね。特にうちのチームは先行逃げ切り型なんで、できるだけ先発投手はまず先に点をやらないということを残り4試合、考えてやってくれたらいいゲームできるんじゃないですか」