奥村＆森は「2人セットで近々もう1回」　藤本監督の試合後の一問一答全文

――うまくはまった試合。
「奥村と森で5回、6回くらいまで行けたらいいな、というところで、2日間中継ぎで投げないで調整してもらっていた。この2人がしっかりゲームを作ってくれて、いい形で打つ方もいけたんじゃないかなと思います」

――奥村と森が3イニングずつ、その後も繋いだ。
「もともとモイネロは1点差だったらいく予定だったんですけど、この3人（松本、藤井、モイネロ）は休ませようとハナから考えていた。今日はもう他のピッチャーでとりあえず頑張ろうと。まだ連戦が続くんで、良かったと思います今日は」

――三森、中村晃には素晴らしい守り。
「やっぱり投手がリズム良く投げてくれれば、守りにもいいプレーが出るってことじゃないですかね」

――相手にとって嫌な点の取り方ができました。
「そうですね、反面教師じゃないですけど、逆にうちが守ってるときはそういうことがないようにね。先頭バッターを四球で出さないということを、しっかりと意識してもらえればいいんじゃないかなと思います」

――3連勝で直接対決の勝ち越しを決めた。
「いつも2つ勝って3つ目というところで、なかなか勝てないっていうところが続いてるんで、何とか明日全力で勝っていきたいと思います」

（ペン記者囲み）
――奥村投手がいい流れを。
「しっかり3回ですね、元々空振りを取るピッチャーじゃない、打たせて取るピッチャーなんで。上手くボールを動かして、動かして動かしてしっかり抑えてくれました。本当にいいピッチングしてくれました。もともと今日は3回しか行く予定はなかったんで。いろいろと予定があるので、あのピッチングしてたらもっと投げろ、投げさせろって思っている人もいると思いますが、その先に分かることなんで」

――森投手もいいピッチング。
「森も一緒です。この2人はセットでもう1回、近々あるんで。もう2人は3回以上投げさせないっていうのは最初から決めていた。ピッチャーでもそういう話でやってるんでね」

――今後も森投手はまたこういう使い方に。
「中継ぎしながら、先発がいないところはイニングを長く、その部分はまた調整させてもらうという形ですね。今日話した通りです」

――森投手に降板した後に声をかけられていた。
「初めてですからね、今年3イニング行くのはね。2回終わった時点で甲斐拓也とも話して、まだ落ちてない、強い球来てるっていうことで、じゃあ行こうって。そこで甲斐がちょっと球が弱くなってますよって言ったら、もう2回で今日はやめとこうかなと思っていました」

「当初は3回、2回、2回というね、レイを2回行く予定だったんですけどね。ちょっとレイの場合はランナー出たら走られるケースが多いんで。そこはできたら3、3、1ぐらいで考えていたんですけどね。その3、3まではうまくいったんですけど、1のところでちょっとつまずいたけど、その後、嘉弥真がまたしっかり抑えてくれて、もう今日は本当全員で勝った試合じゃないかなと思います」

――森投手が3回以上投げるのは8年ぶり。
「練習のときにも話した通り、これからまだまだ若いですからね、先発に転向する可能性もあるし、抑えにいく可能性もあるし、中継ぎにいく可能性もあるし、本人といろいろ話しながらやっていきたいと思います。良い方向を見つけてやった方が、本人のためでもある。今日3イニングに投げても全然疲れもないし、まだいけそう、まだいけますよ、という言葉も出てたんで。行かせるつもりはないけど、まだ余裕はあったんじゃないかなと思います」

――勝ちがついたのも良かった。
「そうですね、なかなかいいところで投げられる状態じゃなかったんでね。それがこういう形でイニングも長くなって、勝利投手もついて、本人もやる気がまた変わってきてるんじゃないかなと思います。元々やる気がなかったわけじゃないけどね。気持ちがもっとうんと上がってきてんじゃないかなと思います」

――攻撃の方では中村晃選手が相性の良さを発揮。
「そうですね、相性も良かったし。今日はちょっとジュリは気分転換でリフレッシュでゆっくりやってもらいましたけど、その分、柳町がいい四球を2つ選んでるし、本当全員がしっかりと1打席1打席、魂を込めてやってくれたと思います」

――11連戦まだ3分の1ですが、ホームで勝ち越せた。
「そうですね、しんどい試合が続いてるんでね。今日牧原（大）なんかも、なんかもう7連戦ぐらいやってる感じですねっていう話もしてましたけど、本当ね、8回に5点取って大差になったけど、8回までは4点差だったら、西武の打線はわかんないんでね。もう本当ヒヤヒヤドキドキの試合でした」

――明日でカード3連勝を。
「明日も全力で頑張ります」