鷹、首位・西武に快勝で再び1.5ゲーム差 序盤のリードを鉄壁投手リレーで守り抜く

先発のコリン・レイを迎え入れるソフトバンクナイン【写真:荒川祐史】
先発のコリン・レイを迎え入れるソフトバンクナイン【写真:荒川祐史】

初回に周東の出塁をキッカケに3点を先制したソフトバンク

■ソフトバンク 5ー3 西武(17日・ベルーナドーム)

 ソフトバンクは17日、敵地ベルーナドームで西武に5-3で競り勝った。初回に幸先よく3点を先制すると、4回に2点を追加。先発のレイが5回まで3失点と粘投すると、6回からは鉄壁のリリーフ陣がリードを守った。カード初戦に敗れたソフトバンクだったが、1勝1敗のタイに戻し、西武との差を再び1.5ゲームにした。

 初回先頭の周東が右前安打で出塁すると、すかさず盗塁を決めて二塁へ。今宮の犠打で三塁へ進むと、牧原大の中前適時打で先制した。さらにデスパイネの二塁打でチャンスを広げて、中村晃が2点適時二塁打。初回に3点のリードを奪った。

 1点差で迎えた4回には三森が立て続けに二盗、三盗を決め、甲斐がスクイズ。これが犠打野選となると、2死一、三塁で今宮が三遊間を破る適時打を放ってリードを広げた。

 先発のレイは2回にオグレディに適時二塁打を浴びて2点を失ったものの、粘り強く投げて5回5安打3失点で5勝目。6回からは田中、松本、嘉弥真、藤井と繋ぎ、最後はモイネロが締めてリードを守り抜いた。

(鷹フル編集部)