鷹が後半戦初連勝&初カード勝ち越し 武田が11年連続勝利、川瀬が先制打&決勝犠飛

ソフトバンク・武田翔太【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・武田翔太【写真:福谷佑介】

武田はアクシデントで7回途中降板もプロ入りから11年連続で白星

■ソフトバンク 9ー1 楽天(6日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは6日、本拠地PayPayドームで行われた楽天戦に9-1で勝利し、後半戦初の連勝を飾った。川瀬が3回に先制の適時二塁打、5回に勝ち越しの犠飛を放つなど2安打2打点と活躍。今季初先発となった武田は7回途中にアクシデントで降板となったものの、3安打1失点の好投し、プロ入りから11年連勝勝利をマークした。

 3回2死二塁から川瀬が田中将の高めに浮いたボールを弾き返し、左越えの適時二塁打。同点に追いつかれた5回には1死満塁で難しいボールを中堅へ。浅い飛球となったが、三塁走者の松田が果敢にホームを狙って生還し、勝ち越しの犠飛に。牧原大、柳田も連続適時打で続いて、この回一気に3点を奪ってリードを広げた。

 今季初先発だった武田は序盤から150キロを超える真っ直ぐ、宝刀のカーブに加え、チェンジアップとカットボールを交えて楽天打線を翻弄。4回に1点こそ失ったものの、7回途中まで3安打に抑え込んだ。7回先頭の岡島に四球を与えたところで指がつって降板となったものの、その後を嘉弥真、甲斐野、板東と繋いで逃げ切った。

 4日の日本ハム戦では9投手を注ぎ込み延長12回引き分け。札幌から福岡への移動ゲームとなった5日の楽天戦も8投手で繋ぐ試合で辛くも勝利を掴んでいた。この日はリリーフの台所事情が苦しい中で一戦だったが、投打が噛み合う形で2連勝とし、後半戦初めてカード勝ち越しを決めた。

(鷹フル編集部)